「私の財産告白」にあるやさしい株の出口戦略。

さて、年末年始に読んだ本多静六「私の財産告白」ですが、年末の旦那の実家でスマホ入力には限界があったので覚えておきたいところを、8割引用でお届けします。

出口から始める株式投資法:ー2割利食い、十割益半分手放しー(引用)

まずは丸々引用です。↓

「そこでまずある株を買おうとすると、いつもその全部の買受金を用意してかかった。もっとも買付は取引が容易な点から常に先物を選んだ。ーいかに値下がりをしても全部の買受金があるからびくともしないーそうして、それが取引期限の来る前に思いがけぬ値上がりがあった場合は、買値の二割益というところで、キッパリ利食い転売してしまった。これ以上は決して欲を出さない。そうして二割の益金を元に加えて銀行定期に預け直した。」

(中略)

「次に、いったん引き取った株が長い年月の間に二倍以上に騰貴することがあるー反対に値下がりすることもあるが、この場合無理のない持ち株だからいつまでも持ち続ける。したがって絶対に損はしないーその時はまず、手持ちの半分を必ず売り放つ。つまり投資の元金だけを預金に戻して確保しておく。したがって、あとに残った株は全く只(タダ)ということになる。只の株ならいかに暴落しても損のしッこはない。これがいわゆる「十割益半分手放し」という法だ。

この方法であるが、投資法の中でも保有と出口、資金管理の話です。「どのような株を買うのがいいのか」という指南書だったりは多い(と思い)ますが、どこで売るかから始まる指南書はない(と思います)。

塩漬けマンにも優しい手法。

尚、現代風にに翁の投資手法を3行で表してみるとこうなります。

株購入 → 短期(3ヶ月)で2割益がでる → 利食い

株購入 → 株価横ばい・含み損 →そのままホールド(塩漬け)

株購入 → 長期で利益が2倍 → 半分利食い

こと塩漬けについては損切りの意地がないネガティブな語られ方をする場合が多いので、これならば胸を張ってガチホができるのではないかと思います。

ちなみに入り口については

「私が選んだのは日本鉄道株であるが、その後私鉄株には漸次大きな将来性が認められなくなったので、瓦斯・電気・製紙・麦酒・紡績・セメント・鉱業・銀行などの三十種以上の業種に渡り、それぞれ優良株を選んで危険の分散を心がけた」との事。

分散分散です。

株は買うのは簡単、売るのが難しい。

今もそのまま投資手法として使えるのではないかと思い、転記しました。

特に配当目的だと売却時期がとてもむずかしいです。

理由を後付せず、先にマイルールを確立するのがいいのですが、経験なしに0から作るのも大変なので巨人の肩にのってしまうのもいいかと思います。

個別株
riha_hanをフォローする
ハッカとミント

コメント

タイトルとURLをコピーしました