【まったり株クロス取引番外編】優待クロスだけじゃない。見聞き知った○○クロスについて

変なタイトルで恐縮ですが、クロス取引は優待タダ取り以外にも応用のきかせ方があります。

実践はしてませんが見聞き知ったものを下記に記載します。

優待以外の応用といいつつ、そのうち2つは優待クロスのさらなる応用編です。4つ位書いといた方がいいかなと思いました。

損出しクロス

含み損の株を売りと買いを同時に行い、含み損を表に出す(確定させる)方法です。

配当収入は税金を20%持っていかれますが、配当収入と株式の売却損は損益通算でき、損失は3年間繰り越し控除ができるので節税ができます。

気を付けるべきは、買い注文の入れ方です。必ず、「信用買い」→「現引き」で行います。

売り→現物売り

買い→信用買い→現引き

ここで買い注文を現物買いで入れると、「ただの難平(ナンピン)買い」になってしまい、損失は半分しか出せません。これは、証券会社のシステム的に売りと買い同時に注文を入れると、買い注文の方が先に約定してしまうからです。

管理人は「株価さがっても損だしクロスできるからいいやー」と、今年に入ってまあまあ株を買いましたが、過去にない暴落相場を真にあたりにし、税金的に向こう10年分位困らないくらいの含み損です。

逆日歩狩りクロス

信用取引は「一般信用取引」と「制度信用取引」があり、制度信用取引は、「逆日歩リスク(べらぼうに高い貸株料)」がつきものです。なので、優待クロス初心者は一般クロスがメインになります。

しかし「逆日歩」が損失になるのは売りの方なので、買い方に回れば逆日歩が利益になります。

買い:制度信用

売り:一般信用

この技を駆使するのは、優待クロスはもうできない。維持率はあれど買付け余力がない時です。買い方の現物株は信用代用(保証金扱い)ができるので、維持率は高いのに、買い付け余力がないというのはよく出現されます。資金効率を最後の搾りかすまで徹底的に高める方法です。

これはかなりの経験値が必要なので(逆日歩のリサーチ)、管理人がこの技を駆使する域に到達するかはわかりません。

フライングクロス

これは優待クロスの応用手法です。SBI証券の15日短期信用をあえて16日前にクロスし、権利落ちの日はあえて強制執行させるというものです。

現渡はしない(できない)ので、買い方は反対売買が必要です。これが忘れやすいようです。強制執行がどのタイミング(寄り付き?引け?)かは事前調査が必要です。

管理人はやったことありません。SBI証券の15日短期信用は、15営業日前からなので実質20日短期のようなものです。20日×3.9%は高いなあと思っているからです。

異名義クロス

株主優待は1単元が最も優待利回りがいいものが多いです。

【例】

100株~500株未満でクオカード1,000円

500株以上でクオカード2,000円

この場合ですが、クオカード2,000円を取得しようとすると1名義で500株クロスするより、2名義で×100株でクロスするのが資金効率が高くなります。家族みんなでクロス取引をするのです。

しかし信用取引口座は株取引の経験(大体1年)や金融資産がないと口座が開けませんし、未成年は問答無用でNGです。

買い:子供の株式口座

売り:親の信用口座

注意は家族間で株の損益通算はできず、売却益・配当収入には20%の税金が課せられるので、買い方側(子供口座)は、売却損益・配当収入合わせてちょっと損が出るような時期・銘柄を選ぶ必要があります。あと、売り方(親口座)は、信用建玉が増えるので追証には気を付けないといけなくなります。

親の銀行口座からは入金できないので、子供名義のネット銀行の開設も必要です。

管理人、やろうと思いつつ中々ハードル高いです。管理人家のクロスは完全にお母さん個人の趣味でやっていることなので家族の合意形成はありません。そこに子供の名義を借りてまでやる事かといわれると、そもそも余力(お金)がありません。そして、本来収入源があるはずのない子どもの銀行口座に頻繁な資金の入れ出しがあると今後障りがありそうです。

今のところは娘・息子2人共、SBI証券口座を開設して、なんか長期認定もらえそうな端株買っておくのが関の山だと思います。年に数回あるかないかの端株買いなら料金定額制のネオモバは手数料高いです。

SBI証券を開設するならば、ネット銀行は住信SBIネット銀行ですかね。

おわり

上を見たらキリがないので自分に出来る範囲でいいと思います。ご参考までに。

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