このキャンペーン、本当にお得なのでしょうか?

引用元:楽天株式会社 2019年9月29日の掲載情報 キャンペーンコード137984
合計10,000円以上の「あとからリボ払い」で、
・7000Pの当選割合・・・3%
・500Pの当選割合・・・7%
・100Pの当選割合・・・90%
人間、損には敏感なのでその落差かもしれません。果たして、このキャンペーンはお得なのでしょうか?
プロスペクト理論(の一部)
人間は、得をするより損を嫌がるものなので、
・100%の確率で50万円貰える
・50%の確率で100万円貰える
期待値を計算するといずれも50万円なのですが、この2つを選べと言われたら大体の人が100%の確率で50万円貰える方を選ぶそうです。
このプロスペ理論にハマっているかもしれません。せっかくなので期待値を計算します。
アプリdeあとからリボ払い 期待値計算
期待値とは、「(値×確率)を足したあげたもの」「確率を考慮した平均」です。
■確率分布表
値(貰えるP)X | 7,000 | 500 | 100 |
確率 | 3/100 | 7/100 | 90/100 |
■値と確率を掛け算
値(貰えるP)X | 7,000 | 500 | 100 |
確率 P | 3/100 | 7/100 | 90/100 |
積 XP | 210 | 35 | 90 |
■積の合計=期待値
積の合計:210+35+90=335
このキャンペーンの期待値は、335Pです。
さて、キャンペーン狙いで10,100円分の支払いをあとリボ設定し、月々のリボ払いを10,000円とした場合ですが
そうすると、
リボ手数料 127.5円
キャンペーン期待値 335P
お金とポイントを同価値と仮定した場合ですが、キャンペーン期待値の方がおよそ2.6倍高いゲームです。
まとめ、色々雑感
さて、ここまで計算しておいていうのもなんですが
そもそも期待値が目安になるのは「十分な試行回数」が得られる場合であり、1回きりの勝負だと期待値は目安になりません。
しかし、自分の思考が偏ってないか確認するために、簡単に計算できるなら期待値を計算するのはありだと思います。
まあ、大方参加チャンスは1回ですし、少なくとも100Pは必ずもらえるので、
今回のキャンペーンは、「27.5円払って7,000P当たるかもしれないくじ」といったほうが正しいです。
そう考えると参加しとこうかと思います。
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