今後の収入不安、年金2,000年問題などから「食べれる雑草食って生きてくか」と言った中途半端に極端な発想をした事はないだろうか。
私は「鳥がつぶせれば食うには困らないだろうな」とはよく思う。
そんな時は中途半端に極端な生活をしている本を読んでみよう。
近藤康太郎 「おいしい資本主義」
食うための仕事として、食うもの(コメ)を作る事にした朝日新聞記者が書いた本である。
稲垣えみ子 もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓
家に冷蔵庫がないのである。野菜は糠漬けや日干しにし、精肉鮮魚はその日のうちにである。この著者も元朝日新聞社。
岡本健太郎 山賊ダイアリー
集合住宅のベランダでカラスの羽をむしっているのである。佐々木さんというおじいちゃんが元気すぎる。
最後に、「おいしい資本主義」からの一文を。
「労働」は苦役じゃない。ほんとうは、悦びの源泉であったはずだ。また、「消費」だけが人生の楽しみじゃない。ほんとうは、消費しない工夫が楽しかったりもするはずなんだ。
労働者→消費者→労働者という、資本主義の永遠の循環サイクルから、ほんのちょっとはずれる。その循環サイクルの裏をかく方法も、あるんじゃないか。あっていいはずだ、見つけたいんだ。
引用元:佐々木康太郎「おいしい資本主義」2015年 河出書房新社
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