芸風が定まっていない雑記ブロガーは中島らもの「啓蒙かまぼこ新聞」作戦をおすすめします。
作家の中島らもはコピーライターをしていたとき、カネテツデリカフーズという水産練製品・惣菜会社の広告として、雑誌「宝島」に「啓蒙かまぼこ新聞」を連載してました。
広告枠なのですが、啓蒙かまぼこ新聞のネタは
「全く関係ない雑記(95%)+無理やり突っ込んだ広告1文(5%)」
ほとんどこの構成でした。
そのエッセイが抜群に面白く、ついでに「カネテツデリカフーズ=かまぼこの会社」とおぼえたわけです。
自分がブログを通して伝えたいこと、あっても2つ3つだと思いますが、街で耳にしたもの、ネットで話題のものそれら雑多なもの+自分がブログで伝えたいことに持っていくのです。
やや無理があっても、その無理がそのうち芸風になります。
カネテツさんのHP見たら、啓蒙かまぼこ新聞のページが作られていたので見たことない人は見てみてください。
しかしこの啓蒙かまぼこ新聞、始まりが1982年と、37年前なのに今だに企業のHPに掲載されていらっしゃるので、当時の知名度の貢献たるや凄まじいものがあったのだろうと思います。
流石に連載当時(1歳)は知りません。管理人は中学生の時、横須賀市三春町のコンビニでこの本を取り、依頼、中島らもは読み漁ったのです。
もう一回貼っときます。
読み漁りましたが、中島らもは小説よりはエッセイ、長編よりは短編が面白い方でアタリ・ハズレが多いと思いました。又、それなりに大量にお酒・ドラッグも大量にたしなんでおられたので健康状態が文体に出まくってました。
20歳前後の時によく読んだ本。
中島らものおかげで健全な反抗期を過ごせたと思ってます。
長じて、自由が丘の本屋で見かけて購入した本。
52歳で半ば事故的にお亡くなりになられてます。私は長生きしたいので事故につながるほど体を傷めないようにしていきます。
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