今年の1月26日に手前味噌を仕込んでました。手前味噌は「食事は大事にしたい」「簡単に済ませたい」「美味しいものは食べたい」「お金はかけたくない」すべて解決すると思います。
この本が味噌作りを勧めているわけではありませんが、食卓のワンパターン上等を謳ってます。メシ・汁・漬物です。
土井さんもそうですね。味噌汁あればいいよと言ってます。毎日献立考えるのは大変すぎると。
材料。
大豆:0.75kg
米麹:1.5kg
塩:0.375kg
大豆:米麹:塩の比率は1対1.5対0.5で行ってます。
作り方。
レシピ3つくらいみていいところどりをしました。
①大豆を洗う
②大豆を水につけておく(目安:18時間以上)※できればもっと長く
③大豆を煮る(煮汁は後で使うかもしれないのでとっておく)※4~5時間はかかる。
指で潰せる程度になるまで煮ます。
④大豆をすりつぶす
ブレンダーですりつぶしたらオーバーヒートしました。「ビニール袋に入れて踏みつける」で良かったかもしれません。
ブレンダー、赤ちゃんの離乳食に便利です。ブレンダー単体だけなら、2,000円位で売ってますが、実母から「ブラウン(メーカー)にしなさい」という謎のアドバイスでチョッパーと泡立て器がついているセットを買わされました。おかげで、ケーキ作りに役立ってます。
⑤塩と米麹をよくまぜておく(塩切りこうじと言うらしいです。)
⑥⑤にすりつぶした大豆を入れて混ぜる
⑦⑥の団子を作る。まとまりづらいなら大豆の煮汁を入れる
色の悪いコロッケのタネのようです。レシピサイトによっては「煮汁は必ず入れる」というのもありますが、入れませんでした。大豆をよく煮るちゃんと水分が含有され、入れなくても大丈夫そうです。
⑦容器を煮沸、もしくはアルコール消毒する。
食品にも使えるアルコール消毒スプレー「パストリーゼ」です。焼酎が常備していない家庭なので仕方なく買いました。旦那が使い勝手のいい掃除用霧吹きとして使ってます。高いからやめてくれ。
味噌容器はこちらを購入しました。6型です。上記の分量で大体容器半分位です。蓋に熱湯をかけてはいけないようなので、蓋に「熱湯NG」とマジックペンで書きました。
⑧味噌団子を容器に詰める
団子を投げつけると通っぽいですが、投げなくても大丈夫です。隙間のないように詰めます。
⑨詰め終わったら表面を平らにし、その上をアルコール(or焼酎)を浸して絞ったペーパーナプキンを敷く。さらにその上にサランラップを敷く。そして蓋する。
ちなみに、「天地返し」は省略です。
レシピサイトには6ヶ月位で出来上がりと言われてますが、実母は10ヶ月位かかるといいます。
なので間をとって仕込みからなにもせず、7ヶ月と13日が経ちました。
もろみが出来ました
9月8日開けてみます。
カビてません。
開けます。
黒いっ!
なめてみると
醤油だこれ。
市販のものより塩気がきつく、味噌というより醤油に近いものが出来ました。
それは、も・ろ・みというのだよ。
それと麹の匂いというか、キャットフードのような匂いが充満します。発酵系に匂いはつきものです。
ただまあまあ及第ということにテンションが上ります。カビさせなかった、私、エライ。
一旦、味噌を混ぜます。
その見た目から、「オソマおいしい」という↓この漫画の最重要語を思い出します。
日露戦争×アイヌ×トレジャーハント×お料理のファンタジーです。
発酵を止めるため、タッパーに入れて冷蔵庫にしまいます。
いつまで持つのか、この味噌。
持って半年。間違いなく1年は無理そうなので、出来の早い麦味噌でも今から仕込もうかとおもいます。
いかがでしたか?
冒頭で偉そうなことをいってますが、味噌は自分で作ったほうが美味しいですよ。ほんとだよ。実は幼きころ、母が気まぐれで作った手前味噌が切れて市販味噌に戻した時の味の落差が忘れられず今回作ってみたのでした。
あと、ぬか漬けもやりたいのですが保管先を「シンクの下(私)」と「冷蔵庫の中(旦那)」との意見調整が合わず実現できてません。
お金かけなくても美味しいものは食べれますということです。レッツ発酵食品トライ。
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