「その①レバレッジとはなんぞや」の続きものです。
ざっくりおさらい
レバレッジ効果とはてこの原理になぞらえた「すくない資金で大きなリターン」を得ることができるかもしれない手法です。
本来株を買うならば株価で買う必要があります。
200万円の株なら200万円 毎日の値上がり・値下がり率。数%~10数%程度です。
証拠金取引とは「とりあえず66,000円預けてくれればいいですよ」というものです。
日経平均先物指数取引をしてみます。
21,630円の買い玉を建て、2%上昇した22,062円で売ります。
差額432円。取引単位が×100倍なので利益43,200円です。
証拠金でみると66,000円が65%値上がりし、109,200円になりました。
どちらも利益はおなじ43,200円です。
これが「少ない資金で大きなリターン」と言われる所以です。資本効率が劇的に違います。
リターンだけですか?ロスもあります。
かならず儲かる方向に値動きすればいいですが、上がりもすれば下がりもします。
そうすると、真逆の効用になります。
指数目線:21630円から2%下がり21,198円になりました。
証拠金目線:66,000円が65%目減りし、22,800円になっちゃいました。
なので、イメージはぎっこんばったんのシーソーです。
なので、レバレッジ効果は「少ない資金でおおきなリスク」です。
リスク=変動幅です。
人の子としての心境や如何に?
やや細かい単位は端折りますが、
200万円の余裕資金で株に挑んだ結果、一瞬で194万に下がりました。
お小遣い6万円で挑んだ証拠金取引の結果、一瞬で2万円になりました。
一緒ですが、人間の感情が揺さぶられるのはどれだと思いますか?(つづく)
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