つづきもんブログです。だんだん息切れしてきました。
前回②「レバレッジで増大するのはお金だけじゃなかった」で言いたかったのは
人間の感情も、てこの原理で振れ幅大きくなる。ということです。
そうして、プロスペクト理論どうりの行動と相成るのです。
プロスペクト理論:大事なところだけ要約
・人間はとにかく損をしたくないので、利益が出ているとすぐに手仕舞う
・人間は、上がった利益が下がるのを見ると、損した気分になる。
・人間はとにかく損をしたくないので、損がでると取り返すまでリスクを取り続ける。
・人間は慣れる生き物なので、損に慣れてしまい、額はあまり気にならなくなる。
サンプル:お小遣い6万円を証拠金として日経平均先物取引に挑みました。
スイマセン、桁を丸めてます。
日経平均、20,000円が20,400円になりました。
→6万円が10万円になった、よし、利確!!やったあ。
日経平均、20,000円が19,600円になりました。
→6万円が2万円なっちゃった、6万円にもどるまで我慢だ!(リスクを取り続ける)
シーソーです。戻ることもあります。それに賭けようとします。
証拠金取引の話をもう一度します。
証拠金取引とは「見せ金で買う」ことです。
6万円あれば買えたとしても、本来は200万円のものですから、10万円・20万と下がることはあるわけです。そうすると追い銭(追証)を求められます。「6万じゃ足りないからあと4万チャージして」と。
ただ、損は避けたい(ギャンブル続けたい)ので、いつか値段が戻ることを夢見て、追い銭を色々工面する方向に動き出します。
追い銭を色々工面しこしらえたとしても、自体が改善するかどうかは相場次第です。なので更に損が増える場合もあります。
そして含み損になれます。
塩漬けにして時間薬で中和したいと思っても、そもそも日経平均なんてものは存在しませんから。指標ですし。「買ったことをなかったコトにする(売る)」反対売買は必ず必要なのです。
自らの手で実行しなくても期日(SQ)がくれば強制決済されます。
損失回避のためにさらなる損失を出す。
アホの見本のようですが、必ず1度は取り憑かれます。
そしてそれが皆が通る道として「授業料」と言われています。
よっぽど競馬・パチンコの方がマシじゃないの、これのどこが副業候補なんじゃい!
それについては続きます。
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