LINEスマート投資のワンコイン投資は500円から積立できるドルコスト平均お手軽投資として売り出しが盛んですが、一方、引き落とし額に対しLINEポイントが0.5%~2%付与されるので、ポイント狙いで週次の積立額をMAX(10万円)で資金回転をしている方もいらっしゃいます。管理人は後者です。
【5月1日追記】LINEのサービス変更に伴い、引き落とし額に対してのポイント付与がなくなりました。
さて、運用額の95%以上の売却は解約扱いになるものの、その後2020年2月14日の投資一任契約の改定では積立契約を継続か、解約か選べます。
ならばいいだろうと思い10万ちょいちょい円の運用中、運用額の95%以上となる10万ポッキリを売却しました。
するとどうなったか?お伝えします。
FQAにも出てないと思いますので、同様の投資法で「アレっ?」と思った方用です。
前提:毎週金曜日に引落し・火曜日に売却しました。
管理人の引き落し曜日は金曜日です。相場が超絶不調なのでポイント狙いの場合は速やかに売る相場です。2月21日(金)に引き落とされた分を翌営業日2月25日(火)に売却注文を出します。
2月24日(月)は新天皇の誕生日です。日本は祝日でした。
運用額の95%以上の売却は解約扱いになるものの、積立を継続するか、解約するかを選べます。
そしたら金額指定しても、全額換金。次回積立分が引き落としがされませんでした。
なので10万といくらか端数を運用中、10万ポッキリを売却しました。
「95%以上の売却は解約扱いになります」との警告文の下に継続or解約画面あり、継続を選んだにも関わらず、後日見てみると全額売却されてしまってました。
そしてなぜか、次回積立日の2月28日金曜日分の引き落としがされてませんでした。
全額売却はいいとして、積立ストップは機会損失です。
LINEに問い合わせ。→FOLIOに聞け。
理由がわからないまま悶々としているのもアレなので、LINEに問い合わせします。
そうしたら、「こっちでは回答できないのでFOLIOに直接聞いてくれ」といわれてます。
超絶ビジネスライクに返されたのでややたらいまわし感です。
FOLIOの回答:解約申出状態の売却は、受渡日が過ぎるまで引き落としが停止する
なのでFOLIOにメールをそのまま転送しました。
そうしたら速攻返信がありました。
「当該売却注文に対する受渡日までは、一時的に引き落としが停止」
「受渡日とは国内約定日含め、3営業日目が国内受渡日」との事です。
この国内約定日とは大体が引落日+1営業日、売却日+1営業日のようでして、売却日から受渡日までは最短4営業日かかる計算です。
又、ワンコイン投資の買付はニューヨーク市場の上場投資信託(ETF)なので、日本は営業日でもニューヨーク市場が休場の場合はさらに1日遅れると思います。
なのでいつ約定したのか確実に確かめるには取引履歴を見る必要があり、その日付が国内約定日です。
又、受渡日が到来しないと出金できません。
終わり
今回の一連の問い合わせで、FOLIOのカスタマセンターに一気に好感を持ちました。即レス、適切な回答でした。
ありがとうございましたと思わず返信してしまい、「こちらこそ」とお返しメールもくれました。
最後:ポイント狙いのワンコイン投資はおススメできるか?→為替がね・・。
最後に、ポイント狙いのワンコイン投資はお勧めできるか私見を述べます。
ポートフォリオは、円グラフでみると債券が半分以上・株が1/3~1/4、その他は不動産とコモディティ(金)・ちっぴり現金に分散されていて安定感が醸し出されてますが、全て外国株式・ETFです。
そして、債券はハイイールド債・新興国債も含まれ、株式も先進国だけでなく新興国株式も含まれます。
2月頭のポートフォリオがこちらです。
ハイイールド債券比率がかなり高い気がします。結構イケイケなポートフォリオです。
そんなポートフォリオは、為替ヘッジは行わないので急に円高になると含み益が一転、含み損になります。特に、先週のように一週間で108円が105円と3円も(▲2.7%)落ちる相場ですと、ポイント利益(+2%)も一気に喰ってしまいます。
ココ3か月間のドル円チャートがこちらです。
12月からこの3か月間はほぼ、108円~110円のレンジで推移していたのが、ここ1週間で一気に105円台に急落してしまいました。加えて円高と下落相場は相関(同じ方向に動く)ので、例えば12月から売却せずに積立だけをしていた人でも3月6日の時点で含み損のはずです。
長期のドルコスト平均投資ならば関係ないかもしれませんが(むしろ買い場)、目的がポイント狙いですと適宜換金は必須です。しかし、市場から直接買付・売却するわけではないのでタイムラグは発生しますし、実際いくらで売却できるかは、売却しないとわかりません。
絶対おすすめかと言われれば、リスク許容が初心者向けでなく思い違いが発生しやすいので微妙なところです。ですが管理人は続けます。細かい売却を繰り返し、年間通せばポイント含みでプラス利益になるはずです。
辞め時はポイント付与が改悪された時です。
その時はまっとうに、ワンコイン投資するかもしれません。
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