これを書いている管理人の職業は不動産・建物管理業という前提でお話しします。
架電(かでん)
「架電の件」という言葉はメール文章内でしか見たことないです。
初めて見たのは10年以上前に勤めてた不動産屋で同業者からのメールです。
ググってみたら「電話をかける」事らしいですが、「カデンします」と言ってる人にも遭った事はありません。
当時は辞書にも載っておらず、たった今ググってみたところ「元々は法律業界用語、今はコールセンターでも使われる」そうです。
そういう場合のメールは「お電話の件」でいいのではと思います。
為念(ねんのため)
初めてみたのは3年前くらい、客先のデベロッパーさんからのメールです。意味は分かりますが、「ためねん」とよんでました。
今ググってみたら、為念と書いてもそのまま「ねんのため」と読むそうです。
建付け(たてつけ)
これも、客先のデベロッパーさんが会話で多用してました。
ググってみたら「ビジネス用語でビジネスの構成や仕組み」だそうです。
管理人は建物管理会社勤務です。本来的な意味である「扉の収まり具合」と混同されそうなので使いません。
「建前」でよくないですか?
まとめで御座候(ござそうろう)
一部の業界用語や漢文、建築用語が「ビジネス用語」として汎用性を得つつあるような無いようなという例を3つ見てみましたが、
聞き慣れない言葉に対しての所作は、「意味はわかっても使わない」ことかと思います。
相手方に意味が通じるかどうか分からない言葉を使うメリットが、ビジネスにおいて全くないからです。
あと、自分の事を「小職」という方もいらっしゃいますね。時代がかりな言葉が選ばれるのでしょうか。ならば「御座候」なんか、おススメです。
御座候。
文の結びに使いますが、これといった意味がないので実害ないです。
コメント