せっかく投函チラシが入っていたのでアマギフ目的に行って来ることにする。
「事前にご予約の上、土・日・祝日にご来場いただいたお客様に3,000円分の商品券プレゼント」である。
来場予定は3人。私、娘(4歳)、息子(0歳)というこれ以上ないと言うくらいの冷やかしメンバーである。
まず、「旦那さんはいつ来れますか?」と聞かれる
不動産の冷やかし客はアンケートで「いいのがあったら」に丸する客である。
何故ならば希望と現実が1000万違うので、宝探しになりやすい。
さらに夫婦の片割れ、それも嫁だけ来るのは客としては「サイテー」なのである。
何故世帯主の方が来ないのか。世帯主の定義は「主に生計を支える方」だが、世間的には「男」の方を指す。
そもそも一家の重要なイベントなのに何故片方だけなのか?住宅購入について、夫婦間でコンセンサスがとれていないのではと思うわけである。(じっさいそのとうりだ)
その為、資金計画はその場で作ってもらえず、後日FPの説明会のときに来てくださいとなる。
ローン金利をどう条件設定するのか、みたかったんだけどな。
返済可能額:「今の家賃と同じくらい」といったらスルーされた。
マンションはローン支払いだけではない。
管理会社への管理費、来る大規模修繕の為の修繕積立金が毎月徴収され、さらに年に1回の固定資産税がかかる。
なので、「管理費、修繕積立金合わせて今の家賃と同じくらい」と答えた。
おもいっきりスルーされた。
管理会社くらい決まってるんだろう?何故に答えられん?
「まず、幾ら支払う覚悟があるのか決めましょう!話はそこからです。」
だから、管理費・修繕積立金、合わせて今の家賃っていってるじゃないか。
余計な設備が多いんだよな。
さて、新築マンションの住宅設備はオート開閉式タンクレストイレ(長い)に浴室乾燥機・ミストシャワー、床暖房や、セントラル浄水器までついてくる。
多分だが、今どきの標準である。
要らん。
販売価格の裏付けにしたいんだろうが要らなすぎる。
そんなもののお世話にならなくたって、38年今まで生きてきた。
当たり前だが設備はメンテが必要な場合があり、修理・交換も必要なのだ。
そして、交換の必要性がでてくるのが住宅ローン減税が効かなくなる10年後。
10年後、今より給料、上がってると思うかね?
下がりこそすれ上がってるとは思えないんだ。
余計な設備の多さ、美容院と同じ。
シャンプー、肩もみ、コーヒー要らんよ。
あとはとってつけたように「掃除のしやすさ」を説くのだが、
掃除のしやすさは物の量と相関なので、最新設備のおかげではない。
販売価格が「近隣の中古マンションと同じ」といってもだなぁ
そして、「ここの新築マンションの販売価格は近隣の中古マンションの販売価格と
ほぼ同じだから資産価値は下がらない証拠だ」といわれる。
ちょっと待て、
その中古マンションの 新築時の販売価格は一体幾らだ。
それについては「分からない」と言われた。
新築マンションと中古マンションはそもそも値付け設定の理屈が異なり、中古になった途端、価格が下がることの方が多い。
まあ、調べて分からない訳ないから下がってるんだろうな。
さて、その後の追客は来るのかな?
どんな追客が来るかは後日ここに追記していこうと思う。
予想だが、ガツガツは来ないと思う。文句ばかりつけているが、それなりに立地はよく他にも買い手はいそうである。
先方(販売会社)だって、無駄な労力はかけたくないから、見込みの高い客から攻めていく。
向こうさんにとってのコッチのランクは「現実ってもんをわかっていない夢見る夢子ちゃん」なのである。
無事、本日の成果を頂く。コーヒーとジュースも沢山頂く。
こち亀で、ディーラーを喫茶店代わりにする話を思い出す。
長じて、やってることが両さんと変わらないわけだ。
そう思うとちょっと誇らしいな。
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