雨が続くと雨天時の室内干しが乾ききらず大変かと思います。
我が家、5才・2才の子ども、大人花粉症2名。子どもは2人保育園に通わせ毎日山盛りの洗濯物。旦那毎日2回は風呂に入り、バスタオルは使うたび洗濯しないと嫌だという人です。する我が家で洗濯物の乾きは死活問題です。
ですが、脱衣所を乾燥室に仕立てることで浴室乾燥がなくても24時間365日洗濯に困らなくなりました。
そんな我が家の室内干しの方法をお伝えします。
前提条件としては「脱衣所を扉で仕切れること」(最後の方に対策あり?)
これには間取り的な条件がありまして、「脱衣所を扉で仕切ることができる場合」です。
広すぎる部屋で使用するよりも程よく狭い部屋で使用するほうがいいのです。
目安は0.8~1坪程度です。
仕切ることができないと効果は半減します。
※「ウチ、そういう間取りじゃないからもういーやー」と思わず、まあまあ最後まで読んでみてください。多少は役に立つ事書いてあるかもしれません。
除湿機をつかう
管理人の家で使っているのはシャープの空気清浄除湿機です。
突っ張り棒のいいやつを買う
洗濯ピンチやハンガーを大量にかけるので、突っ張り棒はいいものを使います。
管理人の家で使っているのはコレです。↓
脱衣所の写真がコチラ
除湿機の定位置を決めました
普段使いなので定位置を決めました。冒頭の画像のような定位置をしてます。
ちなみに、除湿機を使うときはコンセントの長さの関係で前に出します。
こんなかんじ
はっきり言って、狭いです。
運転モードは「除湿」でつかってます
衣類乾燥モードよりも、除湿モードの方が乾きます。
現在湿度(目安)が「32%」前後になれば大体、バリバリに乾いてます。
洗濯物の量が多いと、干し位置によっては乾いていない場合があります。除湿機の風が当たる方が乾きやすいです。時間があればピンチの位置の入れ替えを行ってください。
脱衣所が熱くなります(それがいい)気温が高い方がバリバリに乾きます。
使うとわかりますが、脱衣所が結構熱くなります。除湿機自体が放熱するからです。
この熱は故障でも使いすぎでもなく、正常作動。熱移動(熱交換)によるものです。
除湿機の内部はコンプレッサーと2つの熱交換器でできています。コンプレッサーが働くと、2つの熱交換器はキンキンに冷やされた「冷却器」と、温かい「放熱器」になります。これを熱移動(熱交換)といいます。
湿気を含んだ空気は冷却器にあたると、湿気が液化(結露)します。その後に放熱器を通るので温かい風として送り出されます。
これと全く同じ仕組みの家電は、エアコンと冷蔵庫です。冷蔵庫の裏は常に熱帯びていたり、冷房を使うと室外機が熱くなるのはこの熱移動によるものです。
※説明がへたくそなので「ヒートポンプ」とか、「空冷ヒートポンプ」で検索してね‼
但し、エアコンも冷蔵庫も、放熱は廃熱(役に立たないもの)です。
しかし室内干しは、この放熱で部屋が温まるのがいいのです。
温かい部屋の方が洗濯物はバリバリに乾きます。
空気中には気温ごとに水蒸気を含むことが出来る量の限界(飽和水蒸気量)が決まっていています。気温が低いと少なく、気温が高いと多くなり、気温が高い方が、洗濯物からの水蒸気が空気に移りやすくなります。
とにかく、気温が高い方が洗濯物はバリバリに乾きます。
そして除湿機からの風が洗濯物にあたることで、洗濯物周りの湿度の高い空気がとばされ、温かい乾燥した空気に入れ替わります。ドライヤーです。
なので以下のサイクルが生まれます。
・除湿機に吸われる→(除湿される)→温かい風になる→飽和水蒸気量UP→洗濯物から水分蒸発→(加湿される)→除湿機に吸われる→(除湿される)・・・の繰り返しです。
前提条件の「脱衣所を扉で仕切れること」は、熱と、湿気た空気を逃がさない為です。
終わり
それまでは家じゅう洗濯物を吊るしてましたが、動線が悪くなるので、脱衣所に無理やり洗濯物を押し込んだことから始まりました。
管理人はおかげさまで、梅雨、花粉の時期ともっぱら室内干しですが、「洗濯物が乾かない」ことで困ったことがありません。
【2021年5月追記】小部屋がない場合はどうすればいいの?
いかがでしたか?(ドヤっ)いいたいところですが、間取りの条件ハードルが高いのは事実でございます。ここはなんとかならないものでしょうか、、。
小部屋候補を探してみる
・トイレ→絶対ダメ
気分的にも衛生的にもやめましょう。
電源もあり部屋も程よく狭いのですが、用を足す際に菌等は浮遊してると思います。
・お風呂場→水場に家電製品はダメ
まず、水場に除湿機を持ち込むのがダメです。漏電する可能性があります。
・押入・納戸→物がなければ有効?
荷物がなければ一考の価値はありそうです。
セミリタイアされたかたのブログで、エアコン代を節約するために、押入にスポットクーラーを設置しのび太君的な冷却部屋にしている記事を読んだことがあります。
ここをガチで検討されるならば、除湿機を押入内に定位置化させるともいますので、押入の上段荷重は考慮にいれて対策したほうがよろしいかと思います。
ここで何がいいたいかと言うと、冷暖房効率をあげるには部屋が狭い方がいいという事です。
・ウォークインクローゼット(WIC)→賃貸にある?
あれば最高ですが、WICを賃貸に備えている物件というものそうないんじゃないでしょうか。
WICは分譲マンションにあるイメージです、分譲(自己所有)なら浴室乾燥機がついていると思いま すし、なければそちらを造作したほうがいいかと思います。
・玄関・廊下→引きこもりならば有用?
動線がブツギレになるので、
・脱衣所(扉なし)→突っ張り棒でカーテンを付けるとか?
脱衣所あれど、扉がない(3方枠アリ)場合は「突っ張り棒でカーテン吊るす」ことで仕切りができると思います。これが一番マシな気がしてきました。
尚、狭い部屋で除湿機を炊くのは洗濯物をバリバリに乾かしたい人向けですので「普段の生乾きがなんとなく困る」現状を少し改善したい方でしたらば「除湿」と「送風」能力を上げるのが手かと思います。
・能力の高い除湿機にする。
・エアコンのドライモードを併用する
・扇風機・サーキュレーターも併用する。
・ピンチの干し方を工夫する
鴨居フックとかを使うと部屋が無駄に広くなるので、ハンガーピンチ掛けは突っ張り棒などを使うことがいいかと思います。
突っ張り棒は、4メーター越えも売ってます。
ついでに除湿機のスペックについて調べてみますと
管理人の使用している除湿機のスペックはシャープ製。 CVー120と同クラスです。松竹梅の竹です。梅は、CVー71、松はCV-180です。
■CV-71【梅】の方:大体2万円前後
■CV-120【竹】の方:大体3万円前後
■CV-180【松】:大体4万円5千円前後
品番内の数字「71」、「120」、「180」というのは一日あたりの除湿能力を表しています。品番書かれた数字は上になるにつれ能力が高い傾向です。
又、シャープの除湿機で現時点で最もハイスペックなのはCV-NH140という機種のようです。除湿方法がコンプレッサーとデジカントのハイブリットです。デジカント方式とはヒーターをつかって除湿します。なので、寒くても能力がおちず、送風も暖かいです。なので、速乾を売りにしてます。難点は本体が高いことと電気代が高くなることです。
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180クラスと3万円ほどの違いますので、梅除湿機1台追加で買えます。です。そして電気代は1.8倍違います。置き場所があるなら梅除湿機と松除湿機2台買った方がよさそうな気がします。
後、CM-100という製品機種もありますね。これは冷風・衣類乾燥除湿機らしく、冷風が出てきます。
除湿機の生暖かい風が嫌だという人向けかと思いますが、室内干しとしては効率を落としてしまいます。
以上参考:シャープのHP
なので、こと室内干しならば松クラスでよろしいかと思います。
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ハイスペックのCV-NH140が採用しているデジカント式の利点はヒーター(熱源)を使うので「寒くても除湿ができる」事です。コンプレッサー式はあくまで熱移動なので寒いと効率は悪くなるのです。
とりあえず、スペックについては以上です。
(書き途中の為、変な文章・構成、しばしご容赦ください)
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