楽天証券と楽天銀行をマネーブリッジ設定していると、銀行口座間と証券口座間の資金が自動スイープされ、証券口座からの入出金の手続きが不要になります。
銀行残高で株が買え、株を売ったら銀行残高お金が戻ってきます。銀行と証券の財布が一緒になったイメージです。
なので、クロス取引初心者の管理人。「楽天証券でクロスした分は(現渡し後は)、勝手に楽天銀行にお金が戻ってくるだろう」と思ってました。
しかし、本日1月9日、12月権利の受渡しは1月6日にも関わらず、口座に金が戻ってきません・・・。
通常(現物の株式売却)ならば受渡日以降、出金可能。
証券会社独自の日数がかかるのか、確認してみます。
Ans:株式売却後、すぐに出金指示可能。振込は最短で受渡日。15:30までの振込み指示で翌営業日。マネーブリッジ対応ならば即時とのこと。
しかーし現時点で受渡日から3日経過。そもそも出金可能額に反映されてません。
現渡し(信用取引の決済取引)後のお金は、信用口座に入金される。
現渡し後の現金は「信用口座」に入金されるようです。あまり意識してませんでした。。。というより、信用口座という独立した財布が存在するとは思ってませんでした。
証券会社が同じでも、先物・オプション取引やFX口座は別財布扱いで相互間で入出金の振替をしなくてはならないというのは経験則として知ってましたが、信用取引もそうなんでしょうか?この疑問については最後までもちこしますが、まずは話をすすめます。
信用口座の残高は自動スイープ(マネーブリッジ)されていない。
そしてこれが、楽天銀行のマネーブリッジ含めた楽天証券の自動振替設定の初期設定です。
A:自動振替の対象(お金・株・投資信託)
B:新規発注時の自動振替(濃い→)
C:未解消の追証に対する自動振替(濃い→)
D:保証金率・維持率の自動回復(濃い→)
E:余力の自動引き出し(薄い←)※オフ!
F:現物買い付け時の株式自動振替(濃い⇔)
ここをいじった覚えがないので初期設定だと思います。F(株式、信用代用するのしないの?)は、選んだような選んでないようなですが・・・。
預り金から信用口座に向けたの矢印は大量にONになっているのに、信用口座から預り金に向けられた矢印(E:余力の自動引き出し)は、OFFになってます。
なので預り金(銀行残高)にいつまで経っても反映されなかったのです。
信用口座からの自動スイープは、「応用機能」扱い
そして、先程の設定ですが、信用口座の残高は自動スイープ(マネーブリッジ)させるには、「応用機能」での設定が必要です。
A・B・C(新規発注・追従追加)と続き、DとEは応用機能として一旦隠され、F(現物買付時の株式自動振替)と続きます。
応用機能の+をポチすると、D・Eが出てきます。
ここでE(余力の自動引き出し)をポチしておかないと、現渡し後、楽天銀行にお金が戻ってきません。
建前上は強制決済回避ですね・・・。
画面はここです。
そんな設定はどこでやるのかというとココです。
楽天証券→入出金・振替→振替実行・代用状況→自動振替設定
そうすると、上段のマンガが左側、自動設定の状況(操作)が右側でわかります。
尚、手動で振替もできます。
楽天証券→入出金・振替→振替実行・代用状況→保証金・証拠金振替(黄色枠)
とりあえず、手動で操作しました。
信用取引口座と証券口座(現物)は、別財布なの・・・?
しかし、SBI証券もSMBC日興証券も、こんな手間なしに、現渡し後フツーに出金可能額に反映されていました。 マネーブリッジに関連した対応なのか、そんなこと関係なしの楽天証券独自の対応なのか不明です。(スミマセン)
同じようにアレっとなっている人がいると思いましたので取り急ぎインスタントに「どうすればいいのか?」の部分を記事にしました。
もうすこし、背景とか他社との比較がわかったら追記します。
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